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新卒社員研修をオンライン化しました

羽鳥 愛美

WRITTEN BY 羽鳥 愛美

こんにちは。広報の羽鳥です。

cloudpack.mediaではこれまでにオンライン入社式採用活動のオンライン化について紹介してきました。
今回は、アイレットが実施している新卒社員のオンライン研修についてまとめていきます!

新卒研修の実施内容

アイレットが実施する新卒研修は大きく分けて4つあります。

  • 組織理解
  • ビジネス研修
  • 技術研修
  • AWS研修

これらの研修を21名の新卒社員にオンラインで実施しました。
新卒研修をオンライン化するにあたり、アイレットでは日頃からビデオ会議ツールである「Zoom」を活用していたこともあり、あまり不安を感じていませんでした。しかし、ビジネス研修に関しては対面で実施することで特に効果があると感じていたため、研修業務を依頼しているトレノケート株式会社様に何度も相談を重ね、会社訪問や名刺交換など実際にビジネスで行われるシチュエーションを360度の角度から確認でき、対面で行うイメージを補うことが可能な「VRコンテンツ」を活用した研修に挑戦することにしました。

           [映像提供(トレノケート)]

※VR研修の導入に関してはNHKや日経産業新聞などで取材していただきました。

また、アイレットの業務で使用しているSlackやBacklogなどのツールついては、研修初日のオリエンテーションで操作方法等を説明し、研修中にマスターしてもらうことで、配属後に社員とのコミュニケーションがスムーズに取れる様にしています。

オンライン研修にあたり準備したこと

  • PCの配布
    今回は、トレノケート様から研修用PCを全員に事前に配布していただきました。
  • 通信環境
    事前に自宅の通信環境を調査してもらい、Wi-Fiがない人や回線速度が厳しい人にはアイレットからモバイルWi-Fi ルーターを提供しました。
  • Zoomの使い方
    入社式もZoomによるオンラインで開催したため、基本的な使用方法については説明済みでしたが、オリエンテーションにて、Zoomの挙手ボタンを使用するなどの発言ルールや研修で使うZoomの機能を共有しました。

オンライン開催の注意点

実際に約2ヶ月間のオンライン研修を実施した上で感じた注意点をまとめていきます。

受講者の通信環境の整備

社会人になって初めて一人暮らしを始める方にはこちらで事前にモバイルWi-Fiルーターを提供する必要がありました。さらに自宅に通信環境があるかどうかだけではなく、回線速度や、使用しているキャリアなども確認しておくことがポイントです。

在宅している環境下で、研修に集中できる環境をつくる

自宅から研修を長時間受けるため、集中力を確保するための環境づくりが大切になります。
ずっと座ってパソコンの画面を見ているため、休憩時間をこまめにとったり、立ち上がってストレッチすることを促したり、換気をしてもらったりしました。
アイレットでは在宅勤務もOKなので、その練習として臨んでもらうようにしたところ、中には在宅勤務用に椅子を買い換えたりする人もいました。みなさん前向きに研修に取り組んでくれました。

(会社からは在宅勤務の環境設備補助金として5万円が支給されます:プレスリリース

同期同士の関わりの場を作ること

研修が座学ばかりになってしまうと、一人で研修を受けている感覚になってしまい、同期同士でコミュニケーションを取る機会が少なくなってしまいます。
そのため、いくつかに分けたグループでの作業(グループワーク)を多めに実施したり、研修後にオンライン飲み会を開催したりするなどの工夫が必要になります。

また、技術研修の内容でわからないことを他の同期に教えられるようになるまでグループ内で勉強し、最後にグループ毎に発表するという勉強会を開催しました。この様な機会を設けることで、同期同士の関わりが増えて互いに助け合う雰囲気が出来上がっている様に感じます。

社員との交流の場を提供

会社に出社しない分、社内との関わりを作ることにも注力しました。「事業部説明会」や「職種説明会」を開催し、事業部長やエンジニアとコミュニケーションを取る機会を作り、疎外感の払拭とエンゲージメントの向上に努めました。相談役として、歳が近い先輩社員がメンターになり、毎日の日報提出のフォローや、定期的な個別メンタリング・グループメンタリングを行い、新卒社員とのコミュニケーションを積極的に図りました。

また、配属前に現場社員と新卒社員の顔合わせをオンラインで開催する予定です。これにより、新卒社員が、配属後のトレーニング内容や体制等の疑問を、一緒に働く現場社員に直接確認できる機会を設けます。現場社員にとっても、どんな新人が来るのか直接確認できる機会となります。

新卒社員からの声

実際にオンライン研修を受けた新卒社員からはこんな感想ももらいました!

  • オンラインでの研修ということで最初は不安でしたが、環境を整えるところからサポートしていただいたことでスムーズに研修を受けることができました。また、グループワークなど共同作業をする時間を多く設けていただいたので、コミュニケーションもしっかり取ることができました。

  • オンラインだからこそ頷きや会話方法などの傾聴力をより鍛えることができたと感じています。また、様々なビジネスツールを使うことができたのも良い経験になりました。
  • アウトプットの時間が多く、また画面越しだからこそ自分の癖や不得意な分野に気づくことができました。
  • 訪問や名刺交換などはオフラインで体験したいですが、それ以外はオンラインの研修で不便はなかったです。同期との絆も深まっていると感じています。

中途入社の場合

原則在宅勤務となった現在でも毎月数十名の中途社員が入社をしています。
中途入社の社員に対しては、時間をずらして出社をしてもらい、PCのセットアップやVPNの設定などを実施しました。翌日には以下2つの研修をオンラインで実施し、その後配属先に引き継いでいます。

  • 入社オリエンテーション(同日入社の方々の自己紹介、組織説明、Slack・Backlogなどのツールの説明)
  • 労務オリエンテーション(福利厚生や勤怠についての説明)

オンライン研修のまとめ

初めてのオンライン研修でしたが、対面ではないからこそ、スピーカーから流れてくる話をじっくりと聴いたり、お互いに尊重しあえたりして、より丁寧な関わり方をしている様子が伺えました。そして同期同士の結束力も高まっているようにも感じました。さらに、通勤時間を削減できる分、予習・復習や自己学習などに充てる時間の確保に繋がっているようです。

ただ、新卒社員からの声にもあったように、名刺交換などのビジネス研修においては、対面での研修のほうが効果は高いと感じています。今後は対面とオンラインの研修をうまく組み合わせ、より満足度の高い研修になるよう改善していきたいです。

ちなみに、ビジネス研修については総まとめとして「訪問ヒアリング」という研修を10月ごろに実施予定です。(アイレットでは9月末まで原則在宅勤務のため)
「訪問ヒアリング」ではこれまでオンラインで学んできたマナー(電話/対面)を実際に体験してもらいます。今後必ず直面するビジネス場面を想像しながら実際に体験することで、お客様への適切な対応方法や心遣いを学んでいきます。

入社式に続いて研修もオンラインでの実施となり、新卒社員は4月に入社をしてから一度も会社に出社していないため、出社できることをとても楽しみにしていると思います。私たちも同様に、直接交流できる機会を楽しみにしているので、原則在宅勤務が解除された際には暖かく迎え入れることができるよう準備をしていこうと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました!
次回はオンライン化の総まとめをします。お楽しみに!

羽鳥 愛美

羽鳥 愛美

2016年3月入社。アイレットの広報担当。 新潟県小千谷市出身。おいしいお肉とビールが好き。