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2012.01.24 TUE

VPCのSubnetとELBの関係(Availability Zone編)

鈴木 宏康

WRITTEN BY 鈴木 宏康

前回、VPCのSubnetとELBの関係(Available IP編)にてVPC上で構築するELBと、
ELBにアタッチするSubnetと、そのSubnetで必要なIPアドレスについてまとめました。

そして今回は、ELBに複数のSubnetをアタッチすることができるので、
アタッチする複数のSubnetとAvailability Zoneの関係をまとめてみます。

まず、下記のようにaゾーンに属する2つのSubnentとbゾーンに属する1つのSubnetを用意します。

はじめに、aゾーンのSubnet(10.0.0.0/24)をアタッチしておき、
さらに同じaゾーンのSubnet(10.0.4.0/25)をアタッチします。

そうすると、下記のように後からアタッチしたSubnetに入れ替わってしまいます。
このことから、同じゾーンのSubnetは複数アタッチできないようです。

このaゾーンのSubnet(10.0.4.0/25)がアタッチされた状態で、bゾーンのSubnet(10.0.1.0/24)をアタッチすると、
追加される形でアタッチされることがわかります。

それでは、今度は複数ゾーンのSubnetをアタッチに関して、Subnetで必要なIPアドレス数を確認してみます。

まず、aゾーン、bゾーンそれぞれの利用可能なIPアドレスの合計が123未満の場合で試してみます。
(ELBを作成するにはSubnetに利用可能なIPアドレスが123必要です)

やはり、IPアドレスが足りないという旨のエラーになります。

次に、aゾーン、bゾーン、それぞれの利用可能なIPアドレスの合計が123以上の場合で試してみます。

利用可能なIPアドレスの合計が123以上でも、IPアドレスが足りないという旨のエラーになります。

そして、aゾーン、bゾーンのどちらか一方の利用可能なIPアドレスが123以上の場合で試してみます。

一方のゾーンの利用可能なIPアドレスの合計が123以上でも、IPアドレスが足りないという旨のエラーになります。

そして、aゾーン、bゾーンの両方の利用可能なIPアドレスが123以上の場合で試してみます。

今回は無事にELBを作成することができました。

以上のことから、ELBに対して複数のゾーン(Subnet)をアタッチする場合は、
両方のSubnetの利用可能なIPアドレスが123以上必要となることになります。

こちらの記事はなかの人(suz-lab)監修のもと掲載しています。
元記事は、こちら

鈴木 宏康

鈴木 宏康

愛知県生まれ。東京工業大学大学院修士課程修了。在学時より、ベンチャー企業でインターネットに関する業務に携わり、現在はクラウド(主にAmazon Web Services)上での開発・運用を軸とした事業の、業務の中心として活躍。

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