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2012.05.22 TUE

VPC上のCentOS6.2にHeartbeatをインストールし起動(アップデート版)

鈴木 宏康

WRITTEN BY 鈴木 宏康

下記の記事にて、Heartbeatのインストールと起動に関しては紹介してきましたが、
VPC上で無いものやOSが違ったりHeartbeatのバージョンが古かったりと、
現状、情報的に中途半端だったので、再度、調整を行いました。

そろそろDRBDに挑戦(Heartbeat連携編)
Heartbeatのインストール&設定
VPC上のEC2(CentOS 6.0)でDRBD(8.3)とHeartbeat(3.0)

まず、パッケージのインストールですが、下記の
pacemaker-1.0.12-1.1.el6.x86_64.repo.tar.gzを利用しました。

Linux-HA Japan

こちらはyumのリポジトリになっているので、/tmpに展開して
下記のようにインストールを行います。

# tar xvzf pacemaker-1.0.11-1.2.2.el6.x86_64.repo.tar.gz
# cd pacemaker-1.0.11-1.2.2.el6.x86_64.repo
# yum -c pacemaker.repo install heartbeat-3.0.5 pacemaker-1.0.11

次に設定ファイルですが、以下のようにしています。

# cd /etc/ha.d/
# cat ha.cf
debugfile /var/log/ha-debug
logfile /var/log/ha-log
logfacility local0
keepalive 2
deadtime 30
initdead 120
udpport 694
ucast eth0 10.0.0.4
ucast eth0 10.0.1.4
node suz-lab-a
node suz-lab-b
uuidfrom nodename
crm on

VPCは次のFAQの通りブロードキャストは利用できません。

Q: Amazon VPC は、マルチキャストまたはブロードキャストをサポートしますか?
いいえ。

このことから、ユニキャスト(ucast)で直接IPアドレスを指定しています。
ちなみに、この ha.cf は、冗長化する両方のサーバで同一のものを利用するので
自分自身の記述も含めておく必要があります。
(つまり自分と相手2つ分を書いておきHeartbeatが自動でどちらか判断します)
また、ノード(node)も同様に自分と相手の両方(hostnameのもの)を記述します。

次にauthkeysです。
こちらも冗長化する二つのサーバで同一のものを利用します。
尚、パーミッションの設定が注意点です。

# cd /etc/ha.d/
# cat authkeys
auth 1
1 crc
#2 sha1 HI!
#3 md5 Hello!
# chmod 600 authkeys

最後のHeartbeatの起動です。

# /etc/init.d/heartbeat start
# chkconfig heartbeat on

ここまでを、冗長化する両方のサーバで同様に実施しておきます。

そして最後に動作確認です。
どちらかのサーバで下記のようにコマンドを実行し表示されれば、
Heartbeatが稼働していることを確認できます。

# crm_mon
============
Last updated: Thu Apr 26 18:39:55 2012
Stack: Heartbeat
Current DC: suz-lab-a (33571cc4-23e2-4285-bb1d-f063c9657f1e) - partition
with quorum
Version: 1.0.11-1554a83db0d3c3e546cfd3aaff6af1184f79ee87
2 Nodes configured, unknown expected votes
0 Resources configured.
============

Online: [ suz-lab-a suz-lab-b ]

ここから、「Floating IPパターン」に繋げる事ができればと思います。

こちらの記事はなかの人(suz-lab)監修のもと掲載しています。
元記事は、こちら

鈴木 宏康

鈴木 宏康

愛知県生まれ。東京工業大学大学院修士課程修了。在学時より、ベンチャー企業でインターネットに関する業務に携わり、現在はクラウド(主にAmazon Web Services)上での開発・運用を軸とした事業の、業務の中心として活躍。

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