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半年間の育休を取得!〜アイレットエンジニアが語る「男性の育休」とは〜

羽鳥 愛美

WRITTEN BY 羽鳥 愛美

小泉進次郎環境大臣の「育休(育児休業)取得」で「男性の育休」が注目されています。しかし、2019年6月に厚生労働省が発表した「2018年度調査」によると、女性の育休取得率が82.2%であるのに対し、男性の取得率はわずか6.16%とのこと。

まだまだ男性の育休取得には大きな壁があるように感じます。

そんな中アイレットには、2019年12月から育休を取得しているエンジニアがいます。
期間は半年間。そして自身にとって二度目の育休とのことです。

今回はそのエンジニア、松木一生にインタビューを実施しました。男性の育休取得について、メリットや取得のポイントなどを、明日から半年間の育休に入るという日に聞くことができました。

松木一生 2018年6月入社
クラウドインテグレーション事業部 東京構築第二セクション 第三グループ所属
オンプレミス環境でのインフラエンジニアから、クラウドエンジニアへ転身し、アイレットではAWSを使った構築・運用を主に担当している。

「育児休業」を知ることが第一歩

本日はよろしくお願いします!
今回の育休取得は松木さんにとって2回目とのことですが、まず前回の育休について教えてください。


よろしくお願いします!僕が初めて育休を取得したのは長女が生まれた時、2017年の6月〜12月の半年間ですね。前勤務先が男性の育休取得に力を入れていたことと、もともと「家事が好き」ということで育休を取得しました。


初めて育休を取得する時に何か不安なことはありましたか?


一番不安だったのはやはり「お金」ですね。知識がなかったのでまず「育児休業」についてこれでもかというくらい調べました。育休を取得している期間は給料の支給はありませんが、「育児休業給付金」というものが支給されます。また、社会保険料が免除されるなどの経済的支援があると知ることができました。

「育児休業給付金について」
育休開始から6ヶ月まで: 育休前の賃金月額×67%
6ヶ月以降: 育休前の賃金月額×50%
※育児休業給付金の基本条件
・子どもが1歳(延長事由に該当すれば最長2歳)の誕生日を迎えるまで

・育児休業前2年間で、雇用保険の被保険者期間(11日以上働いた月)が12カ月以上あること
参考:https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000534697.pdf

実際に自分が取得するときにならないと調べないですよね。私はまだ取得したことがないのでこの情報がすごく勉強になります。

そうなんですよね。特に「お金」の面を心配される方が多いと思いますが、育休前と育休中の手取りを簡単に計算したら、びっくりするほど下がりません!あとこれは男性が育休を取得する際のポイントなんですが、ボーナス支給月に取得すると一番お得です!!ボーナスから引かれる社会保険料が免除されるので(笑)


なるほど、お得ですね!男性の育休取得はご家族と相談して、お得な時期を選択するのもいいですね。
それでは、次にアイレットで育休を取得する際の経緯を教えてください!


今回は、次女の出産予定日が決まった際に直属の上司に相談しました。前向きな回答をもらい、次にセクションリーダーに相談してスムーズに育休の取得が決まりましたね。


取得までの間はどんなことをしてきましたか?


今回は自分の業務を引き継ぐことになったので、DocBaseやBacklogを活用して業務内容を全て残していきました。そのあとはOJTで後任者と一緒に業務を進めていきました。僕は12月から育休を取得しますが、次女が誕生した日から基本的に在宅勤務をさせてもらっています。臨機応変に働き方を変更でき、それに対応できるチームの環境に感謝しています。


明日から本格的に育休がスタートしますが、今のお気持ちをお聞かせください!


今は楽しみという気持ちが大きいですね。あとはIT業界は変化のスピードが速いので置いて行かれないようにアップデートをチェックしていこうと思っています。とにかく楽しみです!

育休期間は空き時間を有効活用!

一度育休を取得している松木さんだからこそ言える育休のポイントを教えてください!

そうですね。僕が考えるポイントは2つあります!「育児に集中すること」と「空き時間を有効に使うこと」ですね。


まず「育児に集中すること」について教えてください。


「育休」は「育児休暇」ではなく「育児休業」です。育児のための休業なので、まずは仕事を忘れて「育児に集中」することが大切です。

ちなみに僕の一日は、6時くらいに起床し、長女と朝ごはんを食べます。基本的に料理は妻に担当してもらっています。そして、お皿洗いや洗濯をしたりして、8時半には長女を保育園に送っていきます。

その後、妻と交代で次女の世話をしたり、沐浴させたりします。夕方(育休中は16時過ぎ)には長女を保育園に迎えにいきます。

長女が帰ってきてからはあっという間で、みんなで夕飯を済ませ、基本的に次女とは僕が一緒にお風呂に入っています。長女はパパとママのどちらと入りたいかを選択させていますね。そして22時までに寝かしつけを始め、そのままみんなで寝てしまうことがほとんどです。


育児をする中で注意していることはありますか?


女性には女性にしかできないこともありますよね。例えば授乳とか。なので僕はそれ以外のところで自分の役割を見つけています。初めての育児で何をしたらいいのかわからない場合は、自分に何をしてほしいのかを聞くことも大事だと思います。


「育児に集中」となると2つ目の「空き時間を有効に」ということは難しいのかな、という印象を受けてしまいます。


そうですね。でも育児中は意外と空き時間があるんです。たとえば抱っこしながら本も読めますし、スクワットもできます。また、赤ちゃんが寝ている時間は空き時間になるのでそこで資格の勉強もできますよ。

(スクワットをしている写真を撮影してもらいました)

抱っこしながらスクワット、なかなか効きそうですね!


前回は育休中にダイエットに成功しましたからね!


なかには女性1人だと空き時間なんてない!と感じる方もいると思いますが、そこは旦那さんがフォローできるといいですね!


そうですね。
いくら育児に集中といっても息抜きは必ず必要です。夫婦で交代しながらしっかり息抜きの時間を作れたらいいと思います。
あとは仕事から少し離れると自分自身を見つめる時間を作れたりします。今回は、家計管理の見直しとかもやりたいと考えています。


家族の将来について見直すいい機会にもなりそうですね。

生後まもない時間を一緒に過ごすこと

男性の育休取得率は6.16%とかなり少なく感じますが、松木さんはどう感じていますか?


育休に関しては様々な意見があると思いますが、僕はもっと取得するべきだと考えています。生後まもない時期を一緒に過ごすって親になる上でとても重要なことだと思うんです。実際に僕は、1回目に育休を取得したのが長女が誕生してから半年後くらいで、生後まもない時期というのを一緒に過ごせなくて。それを今でも後悔していて、今回はすぐに取得しようと思いました。


一番お世話が大変な時期でもありますよね。


それもそうですが、子供が生まれてから2歳くらいになるまでの成長をそばで見ることができるのはすごく貴重だと思います。全ての時期に当てはまりはしますが、その時期って今しかないんですよね。育児に自信がないって人もいますが、それは奥様も同じ場合が多いので、家族一緒に成長していけたらいいと思います。「一緒にいる」ということが大事だと思いますよ。もちろんいるだけではなく育児をすることも大事ですけどね。

1人より旦那さんに協力してもらえたらすごく助かると思います。


育休はだれでも取得することができる国の制度なんです。僕が所属してきた企業はアイレットも含め育休への理解があるのでスムーズに取得できましたが、そうでない企業があるのも事実です。今後もっと育休への理解とそれに伴うチームの体制強化が必要になってくるんじゃないでしょうか。


そうですね。まだまだ理解不足という企業も多いと思います。


会社の理解があれば、取得率もどんどん高くなって、取得しやすい世の中に変わってきます。誰もが不安なく育児休業を取得できる世の中になることを僕は期待しています。

編集後記

男性の育児休業取得については、様々な意見を耳にします。
取りづらいという話の他にも、取得はしたけど「取るだけ育休」になっているなんて声も聞こえてきたり。

まずはやはり会社の理解が必要ですが、本人が「育児に集中する」ということも大切になってくるのではないかと思いました。

この記事が、育児休業の取得を悩んでいる方に少しでも役に立つものになったら嬉しいです。

復帰後にまた松木に育休期間の過ごし方について聞いてみたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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羽鳥 愛美

羽鳥 愛美

2016年3月入社。アイレットの広報担当。 新潟県小千谷市出身。おいしいお肉とビールが好き。