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2020.02.18 TUE

新入社員と内定者インターン生が開発!LINEを活用した採用システム

羽鳥 愛美

WRITTEN BY 羽鳥 愛美

アイレットは2021年の新卒採用活動より、コミュニケーションツールである「LINE」の活用をスタートさせています。会社説明会に参加後の就活生の皆さんとの連絡手段を従来のメールではなく、LINEに移行。今後、面接などの日程の調整や選考結果のお知らせも、基本的にはLINEで行っていく予定です。

プレスリリース:アイレット、2021年の新卒採用に向けて新卒社員と内定者インターン生が開発した「LINEシステム」を導入

この新卒採用活動で使用しているLINEのシステムは、アイレットのオリジナル開発。しかも、開発メンバーは、アイレット入社1年目の新入社員と、2020年春に入社予定の内定者インターン生の2名なのです!

今回は、開発メンバーである入社1年目の小石倉 広樹と内定者インターン生の楊 曦皓、このプロジェクトを2名に任せることを決めたセクションリーダーの小谷松 丈樹、そして新卒採用担当の南 瞬介に、開発までの経緯から、開発過程、リリース後の思いについてインタビューしました。

小谷松 丈樹 
カスタマー支援事業部 開発セクション セクションリーダー

小石倉 広樹 
カスタマー支援事業部 開発セクション エンジニア(19年4月入社)

楊 曦皓(やん しはお)
カスタマー支援事業部 開発セクション 内定者インターン(20年4月入社予定)

南 瞬介  
事業戦略本部 人財戦略セクション 採用グループ 新卒採用担当

なぜLINEを新卒の採用活動に活用するのか

開発について話を聞く前に、そもそもなぜ新卒の採用活動にLINEを活用することになったのかを教えてください。


LINEのサービスが誕生してから、学生さんの連絡手段というのは、メールよりもLINEが主流となりました。学生さんの世代では95%以上の人がLINEを使用しているという調査結果もあるほどです。一方メールはというと、就職活動を機に初めて使い始める人も多く、学生さんにとってはあまりなじみがないツールと言えると思います。そこで普段使い慣れているLINEの方が、就活生の皆さんとも円滑にコミュニケーションが取れるのではと考え、LINEを導入することにしました。


参考:東京工科大学「コミュニケーションツール」利用実態調査(2019)

南さんと私は同世代ですが、私たちが就活生の頃も連絡手段といえば「LINE」で、メールの返信には苦労しましたよね。LINEは、一斉送信を使用するだけではなく、個別のやり取りもLINEで行うのですか。


すべての人に同じお知らせをする際は一斉送信を使用しますが、個々の面接の日程の調整や、選考結果の連絡などは個別にLINEで行います。その他、就活生の皆さんが何か疑問がある際にも気軽に質問してもらい、個別回答を行うことも想定しています。

とてもきめ細かいコミュニケーションができるのですね。


そうですね。メールのようにかしこまった定型文でなくても良いので、実際に就活生の皆さんからのレスポンスも上がりましたし、確実に連絡を取りあえることもメリットだと感じています。電話だとタイミングによって出られないこともありますし、メールだと別のフォルダに振り分けられて気づかない時もあります。そういったリスクを避けられるのは、LINEならではですね。

LINEのシステム開発を、新人にアサイン!

そんな採用活動の肝となるLINEの開発を、なぜ入社1年目の社員と、内定者インターン生に任せることになったのでしょうか。小谷松さん、開発セクションのリーダーとして教えてください。


アイレットが普段手掛けている事業に比べて開発規模が小さく、社内案件でもあるので、若手育成に良い案件だと感じたからです。採用担当とのコミュニケーションを取るのは、社外クライアントとの対話の練習にもなりますし、練習の場として良いと感じました。また、小石倉は学生時代にLINEを活用したシステム開発を経験しており、本人からもLINEで何かやりたいと聞いていたので、ちょうどいいと考えました。


この開発案件を任せたいと言われた若手の2人はどう感じましたか?


先ほど小谷松さんが言ったとおり、学生時代の卒業研究でLINEを活用したレストラン検索の開発を経験していました。そのため、業務でもLINEに関わる案件にチャレンジしてみたいと思っていたので、話をもらった時はとてもうれしかったです。「やりたい!」と心から思いました。ただ、同時にとても不安でもありました。学生時代に行った開発よりも、ずっとレベルが高く技術が必要だということと、学生時代の自主制作とは違い、業務としての責任がある、自己満足ではだめだなと強く感じました。


私は、正直いって“ショック”でした。


ショック!?どういうことですか?



母国である中国を離れ大学4年間を過ごした日本で、自分が成長できそうな会社を探した結果、アイレットに入社することを決めましたが、大学では心理学を専攻していてプログラミングやITに関してはゼロからのスタートなんです。そのため、入社までにプログラミングの基礎知識を身につけておきたい、いち早く戦力になりたいという思いから、内定後に自らインターンを志望しました。でもまさかプログラミング未経験のインターンの身で、いきなり新規開発を任されるとは……!私が未経験ということ、本当に伝わっているのかな?とすら思いました(笑)でも、任されるのは本物の仕事です。頑張らなければ、という気持ちも湧いてきました。

確かに、2人ともびっくりしたでしょうね。でも、さすがにいきなり丸投げしたわけではないですよね?


もちろんです。まずは私が、開発にあたって必要となってくるタスクを洗い出し、2人に提示しました。そして、優先順位やすすめ方を自分たちで考えるように促しました。適宜アドバイスはしましたが、裁量権はできるだけ与えるようにしていました。チームとして動くいい勉強にもなるのでは、という期待もありました。

入社1年目と内定者インターン生でゼロから開発

小谷松さんから提示されたタスクをもとに、具体的にはどのようにすすめていきましたか?


今回のLINEのシステムはユーザーとのやり取りが主になるので、そこで必要となるタスクをより細かく洗い出して、何からするか、どうすすめるかを楊くんと話し合いました。


ホワイトボードに2人で書き出して、話し合ってタスクの優先順位を決めていきました。


全体設計が終わったら、LINEユーザーからのアクセス部分の担当を楊くん、アイレットの採用担当側が使うアクセス部分を私が担うことに決め、楊くんがやるべきメニューを一週間ごとに提示して、すすめていきました。


業務をすすめるにあたって、心がけていたことや、こだわったことはありますか。


できるだけ最新の技術で開発するということ。そして、就活生側、アイレットの採用担当側どちらにとっても使いやすい、ユーザビリティに優れたシステムを目指しました。

私は「未経験だから」ということを言い訳にしないよう、必要最低限の基礎知識は自分で調べておき、業務に取り組んでいました。それでもわからないことがある時は、自分の中である程度の具体的な選択肢を準備してから、社員の方に質問するようにしていました。インターン生として取り組むとはいえ、れっきとした仕事なので社員のレベルを目指していました。


2人とも高い志で挑んでいたようですが、開発は順調にすすみましたか?


開発をすすめていくうちに、「やっぱりこれもあれもやらないと!」と想定していなかったタスクが出てきたりして、結局リリース時期は想定よりも少し遅れてしまいました。新規開発を自分の責任下で行うのは初めてだったので、それも大変で。


私は週3回のインターンだったので、その時間でやり遂げることに必死でした。


大変な時はどう乗り越えたんでしょうか。


やはり小谷松さんをはじめ、先輩方にアドバイスをもらいましたね。アイレットには、社員ごとにそれぞれ得意分野を持っているので「この疑問は、この先輩に」「このアドバイスは、あの先輩から」というように、本当にいろいろな先輩に助けてもらいました。


私も、小谷松さんや小石倉さんにたくさん教えてもらい、助けてもらいました。先輩たちがいないとやり遂げられなかったですね。特に新しいプログラミング言語を習得するのは本当に大変で、日本語を学び始めた時を思い出すほどでした(笑)でも基本的なところから少しずつ学び、理解していくことで、今ではなんとなくですがわかるようになりました。


セクションリーダーの目には、そんな2人はどう映りましたか。


試行錯誤しながらも楽しく開発しているようで、とてもうれしく思いました。今回の発注元である採用担当の人たちとやり取りし、フィードバックを受けて「次はどう動こうか」と自ら考えている姿は、顧客と対峙する開発者そのもので、こちらが口を出すまでもないなと頼もしく感じています。また、今回の経験で2人は自分ができること、できないことを把握できたと思います。それは、即戦力に近づく第一歩でもあるんです。一番いいことを学んでくれたんじゃないかなと思っています。

やり遂げて成長を実感。実装に感動!

開発者の2人は、リリースを迎えてどのように感じていますか。


ゼロから開発して形になったので、感動しています!自信になりました。また、楊くんと接していると1年前の自分を見ているようで、フレッシュな気持ちになれて初心に戻れました。後輩にどのように教えたらうまく伝わるか、と考えられたこともいい経験にもなりました。


自分で成長したなと実感しています。最初に聞いた時は正直、絶対に無理だと思ったんです。でも、今では自分でもモノがつくれるんだと感動しています。また先輩方の姿を見て、自らの仕事の進め方をよりプロフェッショナルに近づけていきたいという今後の目標もできました。

今回のリリースは、第一フェーズだと聞いています。今後、LINEに追加していきたい機能や目指している方向性を聞かせてもらえますか。


就活生との一対一のやり取りをより重点的に開発し、分析機能も付加できたらいいなと思っています。そして、ゆくゆくはアイレットだけでなく、他の会社の方が「このLINEシステムで採用活動をしたい」と思ってもらえるようなシステムへと成長させていきたいなと思っています。


期待しています!

編集後記

リリースされたLINEのシステムは、評判が上々のよう。採用担当の南も「若い2人が活躍して、ここまで仕上げてくれてうれしい。今もなお、もっと使いやすくなるように頑張ってくれています」と語ってくれました。私としても、入社1年目の社員と内定者インターン生でここまでできるのか!と正直驚きました。それは、若手社員でもどんどん活躍できる環境と風土があるアイレットだからこそ。これからも若いパワーが発揮されて、新しいモノやサービスが次々と生まれていく予感がします。ぜひご期待ください!

最後までお読みいただきありがとうございました!


羽鳥 愛美

羽鳥 愛美

2016年3月入社。アイレットの広報担当。 新潟県小千谷市出身。一度はビールよりハイボール派になりましたが、最近またビールに戻りました(笑)