Datadog公式のツール dog 使用方法まとめ tag 編です。

目次

tag Modes

ユーザタグの操作が行えます。 Datadog Agent や インテグレーションで付与されるタグの更新はできません。
ホスト指定は host:タグ の値です。

サブコマンド 説明
add ホストへユーザタグ追加(既存ユーザタグを保持)
replace ホストのユーザタグ置換(既存ユーザタグは削除)
show ユーザタグを出力
detach ホストのユーザタグを全削除

add

usage: dog tag add [-h] host tag [tag ...]

positional arguments:

引数 説明
host 対象ホスト
tag 追加するタグ(スペース区切り)

実行例

追加したユーザタグと既に付与済みのユーザタグがレスポンスです。 (完全な初回実行時にはレスポンスはありませんでした。一度追加した後は、空の状態からでもレスポンスがありました。)
既に付与済みのユーザタグを指定してもエラーはありません。

単一タグ指定
$ dog tag add i-XXXXXXXXXXXXXXXXX TestTag
testtag

複数タグ指定
$ dog tag add i-XXXXXXXXXXXXXXXXX TestStage:dev OS:linux alias:tag-test-instance
teststage:dev
os:linux
testtag
alias:tag-test-instance

replace

ユーザタグを置き換えます。 個別のタグ指定はできず、指定したタグリストと完全に置き換わります。

usage: dog tag replace [-h] host tag [tag ...]

positional arguments:

引数 説明
host 対象ホスト
tag 置換するタグ(スペース区切り)

実行例

  • 実行前に付与されているユーザタグ
teststage:dev           #→ stage:stg を指定
os:linux                #→ 同一値を指定
testtag                 #→ updatetesttag を指定
alias:tag-test-instance #→指定しない
$ dog tag replace i-XXXXXXXXXXXXXXXXX stage:stg os:linux updatetesttag
updatetesttag
os:linux
stage:stg

show

タグを出力します。ユーザタグに加え、Datadog Agent や インテグレーションで付与されるタグも併せて出力します。

usage: dog tag show [-h] host

positional arguments:

引数 説明
host 対象ホストの全ユーザタグ表示
all 全てのホストの全ユーザタグ表示

host

$ dog tag show i-XXXXXXXXXXXXXXXXX

  • raw オプションでの出力結果

  • pretty オプションでの出力結果
    • 出力オプション未指定と同じです。

all

“タグ ホスト” 形式で出力されます。ユーザタグか否かの区別はつきません。

$ dog tag show all

  • raw オプションでの出力結果
    • tag を key とした形式

  • pretty オプションでの出力結果
    • インデントが付いた形式
    • 区切りに”()“行が出力

detach

ホストからユーザタグを削除します。個別のタグ指定はできません。(全ユーザタグが削除されます)

usage: dog tag detach [-h] host

positional arguments:

引数 説明
host 対象ホスト

実行例

元記事はこちら

Datadog (dogコマンド) tag編