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シンジです。日報とは一体なんなのか。いや、日報を活用している組織には申し訳ないのですが、日報という単語にポジティブな感じを受ける人は少ない気がしています。そしてシンジチームには日報を送るという習慣はありません。なぜなら日報を書く時間が不毛だと思っているからです。ところがSlackを使うと、分報という形になって蘇ります。

分報(ふんほう)とは

Slackで簡単に「日報」ならぬ「分報」をチームで実現する3ステップ 〜 Problemが10分で解決するチャットを作ろう
http://c16e.com/1511101558/

このブログを書いた野澤さん曰く、

  • 日報は情報共有のタイムサイクルが24時間→遅すぎる
  • 日報を送る前に課題解決していたら、課題として記載されない→課題解決をチームで行っていたら迅速に解決出来る可能性

などなど、要するに日報など死んでしまえということです(ぇw

ブログに共感したのでシンジも分報を導入した

そしたら実はもう既に「1人分報」を実践していた人までいて、話しが早い。とりあえず自分のチーム分のチャンネルを作って、チームに周知しました。

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齊藤 愼仁☎4229 [3:46 PM]
@channel: 突然ですがお知らせです
シンジチームは日報を完全廃止します。日報とか時代遅れ。意味ない。代わりに分報(ふんほう)を導入します。

・分報とはなにか

Slackのチャンネルに、time-shinji-xxxxxx というパブリックなチャンネルを作っています。xxxxxxには、あなたの名前が入ります。ここにあなたの思いの丈をパッションさせてください。

日報は、1日の出来事などを書くと思いますが、Slackなので1日も待つ必要はありません。リアルタイムで進行します。

今やっていること
 今困っている事
猫がかわいい
飲みに行きたい
自分のtodoを書いて見たり

特に伝えたいときだけ、メンションを付ければ良いのです。

そしてこのチャンネルはパブリックですが、まずはシンジとグループリーダー、あなたしか参加しません。「あなた専用のチャンネル」です。好きに使って下さい。BotでもAppでもお好きにどうぞ。

そして、パブリックチャンネルにすることで、透明性を確保しています。きちんと日々の業務が「評価」となるように、オープンにするのです。

日報と違い、1日1回書きなさいというノルマはありません。随時書きます。ただし、全く投稿が無いとか、会話が成立しないなど、明らかに異常だと思う場合は指摘します。(そんなパーティーピーポーは居ないと思いますが)

きっとこの「分報」は初めての事だと思いますので、徐々に慣らしながらやっていきましょう。
質問などは大勢で共有した方が良いので、このシンジチャンネルでどうぞ。

シンジのいつものやつ「とりあえず後先考えないでやってみる」

うまくいかなかったら辞めればいいだけじゃ無いです?といいつつ、少しビビってた部分があったもののやってみたら意外と良かったんですよ。

ほんとどうでも良い事も書けるのが良い

日報はそもそも「会話」にはならないですからね

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応援してみたりする

Slackのようなリアルタイム性能が無いと出来ない芸当

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シンジは夜型なので深夜でも応答

遅くまでやってもらってごめんなさい感も出せる

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新人、あまり見えてなかったけど、頑張ってるのがスゲーよく分かるようになった

どんな作業してるのか、どんな勉強してるのかがよく分かるようになった。これは画期的だった。

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モチベーションが見えるようになった

席が離れてると分かりづらかった。朝早くからやってもらえてるのも分かった。いろんなものが可視化される。

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とにかく、「公開」されているのがいい

このチャンネルは公開チャンネル。誰でも参加出来るし、中身を見ることができる。あの人なにやってんのかなってコソコソ見に行けるのはすごくいいこと。なぜなら、同じ会社に居る以上、「自分に関係の無い仕事は無い」からですね。

日報だと自分の上長とか、チームのメーリンングリストとかに限って送信されるはず。せっかく仕事してるのに、やってること閉ざしてるって勿体ないですよね。

というわけでシンジチームはこれを給与評価の対象材料にしました

分報はざっくりとしたタスク管理にもなるし、問題解決の場にもなる。どんどんメンションつけて、いろんな人を巻き込めるからチーム感も出しやすいし、なにより「今日の日報は何を書こう」なんていうくだらない悩みを吹っ飛ばせる。分報を活用出来てるか否かで、どれくらい回せてるのか分かるようになるので、シンジの更に上にいる役員達にも頑張り具合をプッシュしやすい。

Slackの使い方も、やり方次第でいろいろできるな〜

元記事はこちら

Slackで消えた日報