昨日より、RDSでOracleが利用可能になりました。

早速@j3tm0t0さんが、Ubuntuからの接続を試していたので、二番煎じとなりますが、CentOSからの接続を試してみました。

まずは、Oracle RDSの起動です。

下記画像のように、Oracleが選択できるようになっています。
(今回は、oracle-se1を選択しています)

ライセンスの種類も指定することができるのですが、現在、ライセンスは持っていないので、選択するライセンスはlicense-includedになります。

次に、ポート設定です。デフォルトは、MySQLと同じ3306でしたが、同じというのもいい気分がしないので1521に変更してみました。

そして、Backup Retenstion PeriodやBackup Window、Maintenance Windowは、MySQLの時と同じです。
(ということはOracleもBackup Retenstion Period内の指定した時刻に戻れるということでしょうか)

上記で設定した内容は、下記のようになります。

そして無事に起動しました。

起動したRDSにチェックを入れて、詳細を確認してみると、 DescriptionやMonitoringはMySQLの時と同しです。

長々と設定を行ってきましたが、 これで、Oracle RDSが起動しました。

次は、CentOSにSQL*Plusをインストールし、接続確認をします。

まずはじめに、CentOSのEC2インスタンスを立ち上げます。
(今回は、SUZ-LAB CentOS AMIを使用しました)
※DBセキュリティグループを調整し、このEC2からOracle RDSに接続できるようにしておきます。

そして、Instant Client Downloads for Linux x86より、 下記のInstant Clientのrpmをダウンロードします。

oracle-instantclient11.2-basic-11.2.0.2.0.i386.rpm
oracle-instantclient11.2-sqlplus-11.2.0.2.0.i386.rpm

そして、ダウンロードしたrpmをインストールして、SQL*Plusを起動します。

# rpm -Uvh oracle-instantclient11.2-basic-11.2.0.2.0.i386.rpm
# rpm -Uvh oracle-instantclient11.2-sqlplus-11.2.0.2.0.i386.rpm
# sqlplus
sqlplus: error while loading shared libraries: libsqlplus.so: cannot open shared object file: No such file or directory

しかし、エラーになってしまいました。

これはライブラリのPATHが正しくないため、下記のようにライブラリのPATHを設定し、
再度SQL*Plusを起動すると、
以下のように無事接続を確認することができました。

# export LD_LIBRARY_PATH=/usr/lib/oracle/11.2/client/lib/
# sqlplus user/pass@xxx.xxxxxxxxxxxx.ap-northeast-1.rds.amazonaws.com:1521/database
SQL*Plus: Release 11.2.0.2.0 Production on Tue May 24 19:09:50 2011
Copyright (c) 1982, 2010, Oracle.  All rights reserved.
Connected to:
Oracle Database 11g Release 11.2.0.2.0 - 64bit Production
SQL>

以上でCentOSからの接続を確認することが出来ましたので、
今後、いろいろと挑戦してみます。

こちらの記事はなかの人(suz-lab)監修のもと掲載しています。
元記事は、こちら