AmazonのAMIでWindowsインスタンスを立ち上げる際、下記のように、ログインパスワードをGet Windows Passwordで取得する必要があります。

そして、このインスタンスをもう一度AMIにした場合、そのAMIから起動したWindowsインスタンスは、上記パスワードのままでログインすることが可能です。

しかし最初の起動は、ランダムにパスワードが設定されていますが、上記の方法でパスワードを取得する必要があるAMIを作成したいこともあるかと思います。

そういった時は、Windows上で動いているEC2Configサービスの設定ファイル(confix.xml)を調整することで実現することができます。

C:Program FilesAmazonEc2ConfigServiceSettings

設定ファイルの内容は、以下の「Ec2SetPassword」の項目を「Enabled」にすることで最初の起動時にランダムパスワードが再設定され、先程の方法でパスワード取得するようになります。
(その後はDisabledが設定され同一パスワードでログインできます。)





Ec2SetPassword
Disabled


Ec2SetComputerName
Enabled


Ec2InitializeDrives
Enabled


Ec2EventLog
Disabled


Ec2ConfigureRDP
Disabled


Ec2OutputRDPCert
Enabled


Ec2SetDriveLetter
Enabled


Ec2WindowsActivate
Disabled



true
true
true


その他のパラメータなどの詳細は、
Amazon Elastic Compute Cloud User GuideのAppendix C: Windows Configuration Serviceに記載されています。

こちらの記事はなかの人(suz-lab)監修のもと掲載しています。
元記事は、こちら