今回は、最近公開されたAWS SDK for Rubyを使ってみます。
尚、rubyがインストールされている前提になります。

まず、gemでsdkをインストールします。

# gem install aws-sdk

次に、SDKをgitから落としてサンプルディレクトリを見ます。

$ git clone git://github.com/amazonwebservices/aws-sdk-for-ruby.git
$ cd aws-sdk-for-ruby/samples/

アクセスキーの設定をするために、サンプルディレクトリ内に「config.yml」を作成します。

$ echo "access_key_id: アクセスキー" > config.yml
$ echo "secret_access_key: シークレットキー" >> config.yml

そして、S3にアップするためのテストファイルを用意します。

$ echo "Welcome Ruby" > welcome.txt

先程用意したテストファイルをアップロードします。

$ ruby s3/upload_file.rb hoge-bucket welcome.txt

すると、S3にファイルアップロードされ、AWSコンソール上でもアップを確認できました。

今回は、特急編ということで、AWS SDK for Rubyを使ってS3にファイルをアップロードするところまでを
簡潔に紹介しました。


追記:2011/07/29
もし、

ERROR:  Error installing aws-sdk:
        ERROR: Failed to build gem native extension.

/usr/local/bin/ruby extconf.rb
checking for libxml/parser.h... yes
checking for libxslt/xslt.h... no
....

と出る場合は、yumなどでlibxml2-develとlibxslt-develをインストールしてください。

こちらの記事はなかの人(memorycraft)監修のもと掲載しています。
元記事は、こちら